Gimp が持つ特徴に一つに、Script-Fu を備えていることが挙げられます。Gimp で Script-Fu が使われている場所としては、ロゴ作成のスクリプトがおなじみでしょう。あのロゴはダイアログにテキストを入力してフォントを選んでパラメータを適当に変えて作っていますが、ボタンを押しただけでロゴを作成している裏では Gimp がスクリプトに書かれた手順にしたがって順番に色を塗ったりフィルタ処理を行ったりしてロゴができているのです。

つまり、あのロゴはダイアログに色々と入力して作られているようですが、実際には手作業で (ほとんど) 同じようなロゴを再現することができるのです。手作業でやることをスクリプト化して一括処理しているわけですね。ここで、Script-Fu の利点と欠点についてちょっとまとめてみます。
と、まぁ要は時間とやる気の問題になってしまいます。スクリプトを書くことができるようになれば、自分が発見した Gimp でいくつかのフィルタを組み合わせて行う特殊効果を他の人にも手軽に利用してもらうことができます。Script-Fu を覚えておくことも Gimp を使う上で何かと便利だと思いますよ。聞いた話によると、Script-Fu (スクリプトフー) の語源は Kung-Fu (カンフー) だったとか何とやら。。。
Gimp の Script-Fu は処理系に SIOD (Scheme In One Defun) を採用しています。SIOD は Scheme の実装の一つです。Scheme は LISP をベースとしており、Script-Fu は Scheme をベースとしています。
SIOD は R5SR をきちんと遵守しているわけではありません。さらに Gimp は SIOD の一部の関数を使うことができません。しかしほとんどの関数は Gimp で使えるようになっているので、Script-Fu をさらに学ぶ時には SIOD を読むようにしましょう。Scheme をそのまま全て使えるわけではないことに注意しましょう。
通常のプログラムはプログラムをコンパイル、リンクして実行プログラムにして実行します。しかし SIOD といったインタープリタ言語は、一行ずつ解釈しながらプログラムを実行していきます。そのため動作速度が遅くなるという欠点を持っていますが、プログラムであるテキストファイルを書きかえるだけですぐに変更したものを (全体をコンパイルせずに) 実行できるという手軽さを持っています。
このページはこれから Script-Fu に挑戦してみようとする人を対象にしています。Script-Fu は Scheme というプログラミング言語がベースですが、ここではまだプログラミングの経験の無い人も対象としています。そのためプログラムとしてはかなり易しく、入門的な文書となっています。
全くの初心者をターゲットとしたものですが、Script-Fu は Gimp 上で動くものなので、Gimp についてはある程度慣れ親しんでいることが必要です。つまり、どういう機能があって、それを使うとどういう風に変化するのか、等をそれなりに把握している必要があります。
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まだ作りかけ…
このページを書くにあたって参考にしたところ。